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執筆者の写真SEISUI

いつか息子に伝えたい、米Band、グリーン・デイ若き日のレコードデビューにまつわる感動エピソード

楽しみで毎回録画するほど好きだった音楽系の深夜番組があった。番組名は金髪先生

日本のロックバンド、叫ぶ詩人の会のボーカル、ドリアン助川さんが講師をし、

ロックを主とした洋楽アーティストと代表曲から英語を学ぶ番組だった。娯楽的な楽しさだけでなく音楽から様々な社会問題にも関心を広げることができて大好きな番組だった。

ドリアンさんが自身の体験も交えながら音楽や人生について熱く語ってくれていた。

中でも僕が強烈に感動をしたのはGREEN DAYを紹介した回。





今でも思い出すと人生へのやる気スイッチが入るグリーンデイの感動エピソード


GREEN DAYは1987年に結成したアメリカのパンクロックバンド。

vo,gのビリージョー、bのマイクダーントの二人が感動話の主人公。

田舎育ちのビリーとマイクは同級生。小学校からの親友で、恵まれない家庭環境で育ったことも共通していた。例えばビリーは10歳で父親との死別、母が再婚するも継父との関係は望ましいものではなく、兄弟も多くてとても貧しい暮らしだった。ちなみにビリーは6人兄弟の末っ子。

マイクの母はヘロイン中毒で育児もままならず養子に出されるが里親もマイクが7歳の時に離婚。継母と暮らすマイクのもとへ新たな継父が現れるも高校生の時に継母が家を出て行ってしまう。残された継父とマイクは幸い仲が良い関係だったが、マイクが17歳の時にガンを患い他界してしまうのだった。

ビリーとマイクは生まれてからずっと自分たちは敗者(loser)の人生だったと言い切る。


悲惨な運命を辿ってきた孤独な二人にチャンスが訪れる


いつしかギターを弾いたりして遊んでいた二人は14〜15歳の頃にグリーン・デイの母体となるバンドを結成する。2年後、カリフォルニアのPunk専門インディーズレコード会社 Lookout! Recordsにデモテープを持って行き、二人はオーディションを受けさせて欲しいと社長に頼んだ。すると、

「ここから200マイル(約320km)北の田舎の小屋で夜にオーディションをする、やる気があるなら来なさい」社長は二人にそう答えた。


”自分達のレコードを出したい”その一心で小屋に向かった二人を待ち受けていたのは?!


遠く離れた約束の小屋に到着した、だが小屋には鍵がかかっている??

まさか!騙されたんじゃねえか!!

おまけに雨まで降っている、、。雨で濡れた体も震えていたが二人は鍵をぶっ壊し中に入った。しかしその小屋、なんと屋根が無い、しかも電気も来てない、、、。

完全な騙しじゃねえか!と思ったがそれは違った。

社長は嘘をつかずにちゃんと約束の時間に現れたのだ。

まずは若い17歳の本気度を試してやろうと思ったわけだ。

奴らは自分が与えた無理難題を乗り越えてでも来るのか?

どうせ逃げ帰るだろうと、たかをくくっていた社長はビックリすることになる。


なんと二人は

発電機を盗んで来てバッチリ音を出せる状態確保、そして

近所のガキンチョを12人も集めて、照明代わりにキャンドルを持たせてスタンバっていた!


マジかこいつら!!!


騙してやろう位でいた社長は、かっこよすぎる二人の姿にすっかりシビれてしまった。


こうしてビリーとマイクは敗者の人生とおさらばしチャンスをものにしたのです。

90年にレコードデビュー、94年にメジャーデビュー、ウッドストック94にも出演。

世界で最も権威ある音楽賞のひとつと言われるグラミー賞も獲得し、その後の活躍も枚挙にいとまがないですよね。


僕は本当にこのグリーンデイのデビューにまつわるエピソードが大好きっ。

だってかっこよすぎるでしょ!

絶対にデビューすんだ俺たちはよお!って、困難おかまいなし。もしかしたらこの程度じゃ彼らには立ちふさがる壁にすらなっていなかったのかも知れないよね。迷いがないもん。

どんな手を使ったってチャンスを掴むんだ!っていう一歩も引かない強い思い。


夢を持ち叶えて行く中で、良い時も悪い時もあると思う。これはチャンスだ!って時には

ビリーとマイクのように何があっても諦めず " 猪突猛進 " 間違い無いと思います。


いつか我が子が夢を抱き生きて行く時には彼らの挑戦の話を伝えようと思う。

そして自分自身にも言い聞かせておこうと思っている。


ブログを読んでくれてこの話を気に入ってくれたらさ、夢に向かってる仲間とか誰かにさ

共有してあげてね、みんなでチャンスをものにしていこうぜ!




ありがとうGREEN DAY ありがとうドリアン助川さん。




金髪先生 ↓



SEISUI




















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